社会保険労務士法人
 行政書士 
和田修事務所
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役所是正対応・労働条件見直し

実態に即した働き方をご提案

労働基準監督署の立ち入りがあって指導票や是正報告書をもらった。

月~土曜出勤しているけど法律上大丈夫?

残業代の計算方法がよくわからない・・・。

知り合いの会社が変形労働時間を採用したって聞いたけど、何?

労働基準法をはじめ、日本にはさまざまな労働に関する法律や決まりがあり、そのルールも複雑多岐にわたります。そのため使用者に悪意がなくとも、知らず知らず法違反の状態になっていることも多々あります。労働法令の専門家である社会保険労務士が御社の実態に沿った、適正な働き方をご提案させていただきます。

ここでご注意いただきたいポイントがあります。労働法令を遵守することはとても大事なことですが、会社のこれまでの実態や慣習を無視して働き方を変えてしまうと、使用者側に過分な負担がきたり、労働者側の反発を招いたり、かえって御社の労働生産性が低下する事態にもなりかねませんので、法律上違反にならずかつ御社の実態に即した働き方を専門家としてご提案させていただきます。

労働環境の整備・改善は、短期間で考えると、未払い残業代を支払う、労働時間が短くなる等、会社にとっては痛みを伴う場合もありますが、中長期的にみると、労働環境がきっちり整った事業所の雇用定着率は、そうでない事業所に比べて極めて高く、労働生産性も高い傾向にあります。(働きやすい職場は社員のモチベーションが違います)

労働環境の整備・改善は、結局は労働者の利益だけではなく、会社の利益にも直接つながります。

ご相談例

労働基準監督署の立ち入り調査があり、是正報告書をもらった。はじめてのことなので、何をどうすればいいかわからない。

<是正内容>

  • 残業代が適正に支払われていない
  • 36協定を未提出のまま残業や休日労働をしている
  • 週40時間を超える労働が常時行われている

…など。

当事務所でのご相談・ご依頼対応

まずは是正報告書を拝見して、事業主の方との詳細なヒヤリングを行い、「法律上、どこがどう問題なのか」をわかり易くご説明いたしました。まずは問題点を事業主の方に正しくご認識いただくことによって、解決に向けて今後の方向性を道筋立てます。

具体的な対応としては、早急に36協定を作成し、提出しました。残業代に計算方法にかなり誤りがありましたので、正しい計算方法をお伝えした後、当方で給与計算も受託させていただくことになりました。

どうしても土曜日も出勤しないといけないことが多く、正規の週40時間労働では対応できませんので、変形労働時間制のご説明をして、変形労働時間を導入することで、法律に違反することなく、残業代もかなりおさえて、実態に即した労働をこれまでどおり行えるようになりました。

なお、就業規則も会社にあったのですが、最初に整備してからかなりの年月が経っているのと、ひな形をほぼ写して作成されたとのことで、会社の実態にあっていない部分が相当数ありましたので、当事務所で会社の現状に即したオリジナルの就業規則を作成させていただくことになりました。

すべての是正内容を改善して、後日当事務所の方で、労働基準監督署に是正報告を提出しました。

現在は労使とも特に問題もなく、良好な関係で日常業務に当たられております。

会社をとりまく労働法令は難解・複雑です。まずは専門家にお気軽にご相談ください。

なお、ご相談・ご依頼は現状を改善したい事業所様に限らせていただきます。法違反のままでもいい、なんとかうまくごまかして切り抜ける方法はないかなどのご相談には応じられませんので、ご了承ください。

役所是正対応・労働条件見直しについて、もっと知りたい方は下記リンク先をご覧ください

─ よくわかる行政手続き ─